盛土がないと何が問題なのか??

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「誰が、いつ決めたのか?」

こんなこと、どうだっていい話だと思っているのは私だけなんでしょうか?

豊洲市場の建物の下に当初計画していた盛土が行われておらず、地下空間ができていて、そこに水がたまっていることから「何か重大な問題があるのではないか」という憶測を生んでいる話。

盛土がないと何が問題なのか?

盛土は地下の汚染物質を地上に上がってこないようにするために施しますが、建物の地下の躯体で阻まれていれば仮にその下に汚染物質があったとしても地上に上がってくる心配はないはずなのです。

建物の構造的にも盛土があろうとなかろうと関係はありません。

水は湧水ですからどんな建物の地下にも発生しています。豊洲なんてもともと埋立地なんですから少し掘ればワンサカ水が沸いてきて当たり前です。

何のために大騒ぎをしているのかがはっきり言ってまるでわかりません。

新知事がヒーローになるための舞台装置ではないかと勘繰ってしまいます。

計画変更の周知がなかったことは真摯に反省をしていただいて、

この現象が

1.土壌汚染対策上の問題(汚染物質が地上に上がってくる心配)があり、対策が必要なのか?

2.建物構造上の問題があり、対策が必要なのか?

を一刻も早く究明し、今の建物を生かすためにどんなアクションをとればいいのか、を明確に示してくれれば良いわけです。

「誰がいつ決めたか」なんてどうでもいい犯人探しは後回しにしてくださいませ。

この市場を使うことによって働く人に健康被害があるのか、扱う商品に影響があるのか。

そこをはっきりさせてくれればいいんです。

なんと言おうとも、紆余曲折がありながらも一度決めたことです。

移転延期にもコストがかかります。都民の税金をこれ以上無駄に捨てて欲しくはありません。

行動力のある知事だとは思いますが、演出が多すぎます。

こんな話はさっさと解決方法を決めて終わらせて欲しいものです。

 

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